育爪とは?セルフで行う方法や注意点

目次

育爪とは健康的で美しい爪を育てること

育爪 セルフ

最近、話題になっている育爪(いくづめ)をご存知ですか?

育爪とは、健康的で美しい爪に育てることです。ネイルと聞くとジェルネイルなどのデザインがあるネイルをイメージされるかもしれませんが、育爪は、自爪を強く健康に育てることに重点を置いています。

一般的なネイルケアとは異なり、見た目を綺麗にするだけではなく、保湿や甘皮ケアなどのお手入れをすることで、爪の成長を促進し、割れやすい爪や薄い爪を改善するのが目的です。

そのため「爪の形を整えたい」「爪がすぐに折れてしまう」といった自爪に悩んでいる方はもちろん「仕事の関係でネイルはできないけど綺麗な手元を保ちたい」という方からも注目されています。

育爪で叶える美しい爪の条件

育爪で目指す「美しい爪」は以下のような条件に当てはまる爪のことです。

  • 爪に自然なツヤがある
  • 爪の表面に線が入っていない
  • 爪が折れたり割れたりしていない
  • 爪の周りにささくれがない
  • 爪のピンク色の部分の血色がよい
  • 爪を先端から見たときの爪のアーチがきれいなCカーブを描いている

育爪を続ければこのような美しい爪を目指していくことができます。

セルフで育爪をする前の準備リスト

育爪 セルフ

とはいえ、なかなかサロンに通う時間が作れないという方もいるでしょう。実は正しい知識とアイテムがあれば、育爪はセルフでも可能です。

まずは、以下のようなアイテムを揃えておくようにしましょう。

  • ネイルファイル(爪やすり)
  • キューティクルオイル
  • プッシャー
  • ネイルバッファー
  • ハンドクリーム
  • ベースコート
  • トップコート

数は多く見えますが、これらのアイテムはほどんとドラッグストアやネットショップでも簡単に手に入れることができます。

セルフで育爪をする際のやり方

育爪 セルフ

ここからはセルフで行う育爪の具体的な流れを紹介します。

  1. 爪の形を整える
  2. 甘皮の処理をする
  3. 爪の表面を整える
  4. 保湿する

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

ステップ1:爪の形を整える

育爪 セルフ

まず、ネイルファイル(爪やすり)を使って爪の形を整えます。爪を整える際、爪切りを使用したくなりますが、割れにくい爪にするためにも爪切りは使用せずにネイルファネルで少しずつ形を整えるのがポイントです。

ステップ2:甘皮の処理をする

次に、指先をお湯でふやかしてから、甘皮の処理をします。乾燥によって硬くなった甘皮を柔らかくして、処理をしやすくします。

甘皮を柔らかくした後は、専用のプッシャーを使用して甘皮を押し上げ、不要な部分を取り除きます。

ただし、やりすぎには注意が必要です。甘皮の中でもルースキューティクルと呼ばれている部分のみ処理するようにしましょう。

ステップ3:爪の表面を整える

次にネイルバッファーを使用して、爪の表面を滑らかになるように整えます。これによって、爪がより健康に見えるようになります。

ネイルバッファーとは、爪を整えるために使用するアイテムです。見た目はネイルファネルに似ていますが、ネイルファイルよりもグリッドが細かく一度に削りすぎなくてすむのが特徴です。

ステップ4:保湿する

最後に保湿をします。ハンドクリームなどを使用して爪、手元全体を保湿しましょう。また、爪をより保護したい方は、ベースコートやトップコートを使用して仕上げるのもおすすめです。

育爪にかかる期間の目安

セルフでもできる育爪ですがよく「爪を整えるのにはどのくらいの期間が必要ですか?」と質問いただくことがあります。爪の状態によって個人差がありますが、3〜6ヶ月ほどが目安となります。

そのため、育爪を習慣化させて継続的にケアをすることが大切です。2〜3週間に1回程度、自分の爪と向き合う時間を作ってみてください。

育爪中の習慣と避けるべきNG行動

育爪をしていく中で習慣にしてほしい点や注意するべきポイントを紹介します。

  • 素手でお皿洗いをしない
  • 爪を使いすぎないようにする
  • 栄養バランスの良い食事
  • 爪を保湿する

爪によくない行動をしてしまうと、せっかく大切にケアをしても、もったいないことに…。ぜひ、このポイントを意識して生活してみてください。

素手でお皿洗いをしない

1つ目は素手でお皿洗いをしないようにするという点です。忙しいとついつい素手で洗いたくなってしまいますが、素手でお皿洗いをすることで、爪や爪の周りの皮膚、手が乾燥しやすくなるため、なるべくゴム手袋などを使用しましょう。

爪を使いすぎないようにする

パソコンを使う時や、ジュースの缶を開ける時、シールを剥がすときなど、無意識に爪を使っている人も多いのではないでしょうか。このように爪に圧がかかる行動はなるべく控えましょう。定期的に爪が長くなりすぎないようにケアするのがおすすめです。また、爪を切る際は、爪切りではなくネイルファネルを使用しましょう。

栄養バランスの良い食事

育爪をしたい方は、栄養バランスのよい食事も心がけましょう。爪のケアと食事でどんな関係があるの?と思われる方もいるかもしれませんが、鉄分やタンパク質が不足していると爪が傷みやすくなったり、爪に線が入ってしまったりします。

健康的な美しい爪や手元を作るためにも食事にも気を使えるとよいでしょう。

爪を保湿する

爪を保湿するのも重要です。乾燥する季節はハンドクリームやネイルオイルを使用するけど、それ以外ではあまり保湿ケアをしていないという方もいらっしゃいます。

しかし、アルコール消毒やエアコンなど、乾燥や手荒れの原因になるものは、季節関係なく存在するため、定期的に手元を保湿するのを習慣にしましょう。

育爪のビフォーアフター

以下は、育爪を実際に行ったビフォーアフターの写真です。

手の実例

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短い爪、長い爪を5本整うようにネイルファイルで整え、縦筋の原因となる爪表面のルースキューティクルを除去、オイルで整えました。

足の実例

育爪 セルフ

伸びた爪を爪切りで切った後ネイルファイルで整え、隣の指に当たらないよう、皮膚に刺さらないようにした。

爪表面爪の裏の角質を除去することで臭いの原因も除去しています。

育爪をした方の感想

今までは特別な爪のケアをしていなかった方が育爪をした時の感想です。

「ハンドケアだけで爪がこんなにつやつやピカピカになるなんて驚きました。」
「爪・手がだんだん綺麗になっていくのが嬉しかった」
「改善しながら魅せれる足になるのが一番嬉しくて感動です。」
「痛かったのが痛くなくなるのはもちろんうれしいですが、見た目に変化が(綺麗になった)おきたのも嬉しいです。」

育爪は、徐々に爪が整っていくため、変化していくのが嬉しかったとか、感動したという声が多くありました。

また、見た目が整うだけではなく、気持ちも明るくすることができるのもメリットです。

セルフでできる育爪で手元も心も美しく

育爪 セルフ

本記事では、セルフでできる育爪について紹介しました。爪はケアをした分だけ美しい爪に近づいていきます。指先の美しさは「自分で確認できる唯一の美容」です。正しいセルフ育爪を覚えて、手元も心も美しくなれるようにしましょう。


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